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日本語教育における卒業論文作成のサポート ー自律学習支援の観点からー(中東欧日本語教育研修会2017)

日本語教育における卒業論文作成のサポート ー自律学習支援の観点からー(中東欧日本語教育研修会2017)

内川かずみ ハンガリー エトヴェシュ・ロラーンド大学(ELTE)  本発表は、日本語授業の中に学習者の卒業論文作成のサポートを自律学習支援的に取り入れることを提案するものである。まず、自律学習の意義に関する発表者の意見を述べる。次に、日本語授業で卒業論文作成のサポートをする理由を説明する。最後にその方法を提案する。  卒業論文の作成はもともと自律的に取り組むものだと考えられる。学習者ごとにテーマが違うため、自分で計画を立て、資料を集め、研究を進めなければならないからである。しかし、ボローニャ・プロセスにより他の多くの大学同様、弊学でも学生はそれまでの5年間から3年間で卒業論文を執筆しなければならないようになり、多くの学生は時間に追われてよい研究が目指せず、締切に間に合わせるのが精一杯というのが現状である。  青木(2010)では自律学習を助けるための条件として①学習の計画・実行をサポートするツール(例:日本語ポートフォリオ)、②学習者が学び方を学ぶためのサポートをするアドバイジング、③学習に必要なリソースに自由にアクセスできる場 を挙げている。発表者はそれを卒業論文執筆のサポートに応用しつつ、日本語能力も伸ばしたいと考えた。例えば『日本語ポートフォリオ 改訂版』(青木2006)を参考に日本語授業で使うための卒業論文ポートフォリオを作成したので、発表で紹介したい。
クラス文脈における学習者の同僚性とオートノミー(中東欧日本語教育研修会2017)

クラス文脈における学習者の同僚性とオートノミー(中東欧日本語教育研修会2017)

若井誠二 ハンガリー カーロリ・ガーシュパール・カルビン派大学日本学科 中田(2011)は教師が自分の置かれている立場や自分自身について知り、自分自身が納得するやり方やペースで、学習者オートノミーを促進する仕掛けや支援を工夫しつづけることを「教師オートノミー」と定義している。その上で、日本の英語教師は学習者オートノミーの重要さについて理解はしているものの、教師オートノミーが持つ①学習者がどうなればいいのか理解できる、②自分自身に何が足りないのか知り、それを克服するため他者と議論ができる、③十分な英語能力、という3つの特徴が備わっていないと指摘している。中田はこの現状を変える手立てとして「同僚性の構築」の重要性を主張している。本発表ではまず中田の主張する教師オートノミーと同僚性の関係、同僚性構築のためのアプローチについて説明する。次に中田の定義する「学習者オートノミー」を参考に、学習者オートノミーを育てるためには教師オートノミー同様「学習者のクラスメートとの同僚性構築」が効果的手立てとなる点を指摘する。最後に「学習者の同僚性構築」における教師の立ち位置について触れる。
日本語コースの振り返り ― 学習者オートノミーと教師の役割を考える ― Katarina Sukelj (中東欧日本語教育研修会2017)

日本語コースの振り返り ― 学習者オートノミーと教師の役割を考える ― Katarina Sukelj (中東欧日本語教育研修会2017)

日本語コースの振り返り ― 学習者オートノミーと教師の役割を考える ― Katarina Sukelj クロアチア Enbe language school and University of Zagreb, Faculty of Humanities and Social Sciences  学習者オートノミーの育成と教師の役割を中心に、私立語学学校で担当してる日本語コースの反省について発表します。まず、担当している日本語コースについて(機関、期間、設備など)と学習者の特性(年齢、職業、期間、ニーズ、学習目標など)について説明します。次に、学習者の自律性を育成しようとする具体的な教室活動を挙げ、限界と問題点を述べます。最後に、私立語学学校のため適切な学習者オートノミー育成改善例を具体的に提示したいと思っています。

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