Information Sharing / 情報共有掲示板

02.05.2017

 中東欧の日本語教育を支えてくださっている皆様、いつもありがとうございます。

 2週連続で「CMの日本語」を紹介しました。今週は、これもCMといってもよいかもしれませんが、「地方自治体のPR動画」を紹介いたします。
 日本の文化や社会を紹介するとき、どうしてもいわゆる「日本」というカテゴリーで括ってしまうことが多いと思います。日本からはるか離れた地にいては、それがむしろ普通かもしれませんし、日本人であっても外国にいると、そのように故郷を思ってしまいがちです。ところが、実際には日本はかなり多様性に富んだ国なのです。
 このような多様性を主張する地方自治体が、数年前から次々にユニークなPR動画を発表しています。ずいぶんマニアックなものもあり、読み解くのも大変ではありますが、マニアックな日本語学習者からはむしろ意外に簡単に説明が得られるかもしれません。
 各自治体は、観光ばかりでなく、移住をプロモートするために広報することも多く、「全国移住ナビ」では、「プロモーション動画のアクセス状況一覧」を公開しています。こちらから最新の状況がわかります。また、「移住者を増やせ!地域PR動画を200本以上見た僕が紹介する、ぐっとくる動画10選」では、この中から10本を選んで紹介しているので、参考になるでしょう。このような動画を見て、「どこに住みたくなったか?」、「そう考えた理由は?」などというタスクを行なうこともできます。
 こうした地方自治体のPR動画の動向には「地方自治体の「おもしろ動画」がもはや笑えないワケ」というように、「行き過ぎ」を批判する声もあり、授業で取り上げる際には、そうした点も考慮する必要があると思います。