発表07 「人とのつながりを意識した授業作りと実践」 アンナ・チャスカ、杉本絵美 ポーランド 日本美術技術博物館(Manggha日本語学校)

19.08.2016

日本美術技術博物館(Manggha)は、1994年に日本美術品の展示及び日本文化の発信を目的にポーランド・クラクフに設立された。Manggha日本語学校は、2004年に「京都―クラクフ基金日本語学校」として開校し、2012年から日本美術技術博物館(Manggha)の経営傘下に入った。現在、約90名が初級から上級クラスで学んでいる。
Manggha日本語学校のような民間の日本語学校で学習する人のほとんどは、週に1~2回の授業以外で実際に日本語を使う機会はない。しかし、より多くの学習者に日本語を使って人とつながりたい、交流を持ちたいと思ってもらえることを目指し、Manggha日本語学校の教師陣でコースの内容の見直しに取り組んできた。教科書上だけでの授業展開から、日本語学習と教室の外(社会)とのつながりを意識し、主教材の「みんなの日本語」をベースに、各課に目標とタスクを設けた。昨年10月から、この新しいカリキュラムでゼロ初級のクラスを指導している。本発表では、取り組み内容の報告と、実際に新しいカリキュラムを使用して感じた今後の課題を提示したい。